こんばんわ
恩田です。
先程ニュースで見た、
洋服にアイロンで貼り付けられる太陽電池。
現状の性能では、
両肩に貼り付けて携帯用の音楽プレイヤーの電源として使えるそうです。
近年、洋服 × ハイテクの商品が色々と開発されていますが、
この流れがどんどん進み洋服の近未来がどうなるか楽しみです。
いずれは、着心地や快適具合、シルエットの美しさまでもが数値化、
その数値を元に素材選びからパターンが決められ、服のサイズはもちろん、
着ている肌や骨格から体調や気分を数値で測り、その気分にあった色やデザイン、
はたまた、そのデータは病院で管理され適時サプリやエクササイズメニューが送られてくる。
全ては最適化されて洋服は数値と計算から生まれる物となる未来。
・・・と未来を妄想してしまったのは、
最近「マイノリティリポート」というトム・クルーズの作品を見たからです(笑)
その作品でもあの「GAP」で服を買うシーンがあります。
詳しくは作品を見るか、私に聞いて頂きたいのですが、
2002年の作品で、その他いろいろなガジェットやサービスが出ていて、
既に現在使われている物もあったりします。
いずれはそんなハイテク洋服がオイスターに並ぶ日も来るかもしれません。
さて、
本日のご紹介は、
「Finamore」のクレリックシャツ。
最近オイスターではクレリックシャツを積極的に仕入れていますが、
今回はカジュアルシャツ。
しかも、こちらはオイスター別注ですので
今や大人気の同ブランドでも
この形は他では手に入りません。
襟とカフスは真っ白のコットンポプリン、
袖と身頃はコットンリネン素材。
この時期に鉄板の爽やかカラーの組み合わせです。
襟型は「SIMONE」
¥33,000+TAX
白いパンツを合わせたいところですが、
アスファルトグレーのクールな「Jacob Cohen」と
同ブランドのゴムメッシュベルトが入荷しましたので
ブルー×グレーで合わせてみます。
着丈は短め、
パンツインせずに出して軽快に着れる丈感は
このシーズンのシャツにおいて活躍する必須条件です。
脇に抱えているのはグレーパンツに合わせた
グレーの「il micio」のクラッチ。
肩から掛けた白のカーディガンで爽やかさのダメ押しを。
このシャツの最大のポイント、
襟とカフスの真っ白な生地。
袖を巻くる時には白がチラっと見える程度で。
この技ありなシャツは、
スタイリングに難しい技は必要ありません。
「Jacob Cohen」は
先日ご紹介したネイビーと同じシリーズ「ACADEMY」
ライトブラウンも入荷しています。
内側のグリーンタグと
デニムとは違う控えめなレザーパッチ、
そして穿いた時のシルエットの美しさが
品のある大人チノパンな印象を与えてくれます。
¥34,000+TAX
ベルトも「Jacob Cohen」
¥28,000+TAX
グレーとブルーの2色、
濃淡のある色合いが複雑で面白い。
バックル部の金属はユーズド感ある仕上げで
いかにも「新しいベルト新調しましたよ」的な
余計な主張せずに腰に巻けるので初回からベテランな存在感です。
もちろん、シャツをアウトで着たらベルトの存在は隠れますが、
だからこそ動いた拍子にチラっと見えるベルトの見た目は重要です。
例えて言うなれば、ソックス。
靴を脱いでソックスを見られると思っていない日に限って
今回最後に履いて捨てようと思っていたソックスを人目に晒さなければならない時。
いつもはもっとお洒落でキレイなソックス履いているんです、持っているんです、
とその場にいる全員を家まで連れて行ってソックスを見せたくなる、
そんな気持ち。
ベルトというアイテムもパンツが下がらないように固定する、
という機能が発揮されれば何でも良いと気を抜きがちですが、
そうもしてると、ある日のソックスの末路を辿ることになるでしょう。
パッと見の全体が素晴らしくパーフェクトであればあるほど
気が抜けた僅かな部分は悪目立ちしてしまうという話は洋服だけでなく
普段の話し方や食べ方、立ち居振る舞いにも通じるものです。
と、話がズレにズレましたが、
パンツがズレないように
シャツで見えなくてもベルトはしっかり巻きましょう。
それではまた次回まで!!